Moonstone キミはキミだよ【Kazu.N】
第44章 最強で優しい女の子達
カズside
(土)PM2:30過ぎ大野さん帰宅
ゆな『智さん、綺麗な女性はどなた?』
と聞いたゆなちゃんは、思い当たったのか……
ヤッパ冷静じゃなかったね……
ゆな「智さん。ごめんなさい。前言ってた気になる人…… デート中だったんですよね?」
智「ゆなちゃん…… 翔ちゃんも…… 記憶力が良過ぎ! オイラ達のせいだね? 大人の醜いとこばっか見せてたからね。観察眼も、記憶力も鋭くなったんだよね……」
成程分かる気がする
俺も…… 同じだから
智「ゆなちゃん、今日からオイラの彼女になった羽田真希《ハダ.マキ》さん。君は…… 相葉雅紀くん?」
雅紀「はい。初めまして相葉雅紀です」
ゆなちゃんは、俺達が到着した時からずっと 「ゴメンナサイ」を繰り返してて
俺達が、松本センセのおかげで寮から来た経緯
翔ちゃんの伯母さんがいるのに、俺達を呼び出してしまった事気にしてずっと……
真菜「ゆなちゃん? いいのよ。私達大人がしなくてはいけなかった事、二人が頑張った。やっと緊張から解き放たれたの。訳分からなくなって当然よ」
ゆな「ママに連絡してない〰」
真菜「大丈夫よ。私が連絡したから。ゆなちゃんのママと私ね、精神的に支えるしかできないから、とにかく味方でいましょうって…… おばさんは親戚と疎遠だから……」
力になる事で
方法で
精神的に二人を支えてきたんだね……
智「ゆなちゃん気にすんな……」
大野さんが言いかけると
真希さんが
真希「ゆなちゃん、私詳しくは分からないけれど、ずっと智くんはあなた達を気にしてたの。いつも今日も。だから大丈夫よ」
でも真希さんに起こった事を聞くと、またゆなちゃん泣いちゃって……
相葉さんが……
朝になってから、ゆなちゃんのママに電話かけてさ
雅紀「初めまして相葉雅紀です。すみませんでした。僕ゆなちゃんが心配で…… 本来なら、お家に送るべきだったのに。本当にすみませんでした」
って…… すげぇーよ相葉さん
ゆなちゃんは悪くない
俺の所為ですって……
俺すげぇ親友持ってたんだね……
大野さんは、松本センセの彼女の話してくれて
結論……