第43章 すぐ助けに逢いいに行くから!

　雅紀「もしもしゆなちゃん？」

　ゆな『ぁ……　智さんじゃ無い？　どうしよう……』


　ゆなちゃんきっと不安で…… 　俺に掛けるつもりじゃなかっんだろうけど嬉しくて

　雅紀「ゆなちゃん？　大丈夫？　翔ちゃん熱出したって？」

　ゆな『電話繋がらないの……』

　雅紀「落ち着いて？　間違っちゃった？」

　ゆな『どうしていいか分からないっ……』


　ゆなちゃん泣いてる可哀想で……


　カズが風呂から上がって来て

　って……

　話の内容が聞こえて、慌てて出てきた感じだ

　俺だけは冷静に……　居なきゃって……


　雅紀「大丈夫だよ？　ゆなちゃん。松本センセーと、智さん知り合いかもって言ってたでしょ？　俺、松本センセーの番号知ってるから聞いてみてあげる」


　智さんがどこにいるか、知ってる保証はなかったけど

　可哀想に助けてあげたくて

　折り返し電話するからって、一旦切って……