第135章 婚約

　翔side

　2023年1月25日 私は世界で一番幸福な女の子になった

　カズセンパイがプロポーズして下さって

　嬉しくて嬉しくて

　そして、智さんと、松本先生の思いも嬉しくて

　貴弘「翔ちゃん、ゆなちゃんおめでとう。カズくん.雅紀くん…… 私の……　イヤ、私.真菜.優くん.実代さん.祐輔さん.しずさん。私達親の願いは翔ちゃん、ゆなちゃんの幸せ。しかしカズくん、雅紀くんが、二度と立ち直れない様な深い悲しみや、苦しみを与えたら、もう二度と私達は許さないし、二度と翔ちゃん、ゆなちゃんに会う事は叶わないと…… その覚悟で……　翔ちゃん、ゆなちゃんを守って愛し抜いて欲しい」

　カズ.雅紀「ハイ……　お約束します」


　パパ達ママ達の想い……

　かつて、自分の存在価値が見えなくて、櫻井翔という人間は、本当に生まれて来て良かったのか……　思い悩んだ事もあったけど

　こうして今、深く深く愛されている。もうそれだけで……


　真菜ママ.実代ママ.ゆなちゃんのママのしずママが、私と、ゆなちゃんごと抱き締めてくれて


　真菜.実代.しず「おめでとう……　幸せになってね」

　と


　千奈美さん、真希さんは泣きながら、やはり抱き締めてくれて

　千奈美.真希「おめでとう……　幸せになってね」

　って

　潤奈ちゃん、翔和ちゃんが、私達の涙を、お気に入りのタオルで拭ってくれて

　真似っ子の、智希ちゃん、千紀ちゃんも拭ってくれて