• テキストサイズ

Moonstone キミはキミだよ【Kazu.N】

第102章 一緒に頑張ろうな?


 智と翔とゆな

 ー大野家(実家)ー

 智「タクさ、仲が良いのはいいけどさ、真希も千奈美ちゃんもさ、一緒に腹痛とかさ、辞めてほしいよね?」

 ゆな「もうすぐ赤ちゃん生まれるのに…… 大変な時にあたしまで心配かけちゃって…… ゴメンなさい……」

 翔「ゴメンなさい。智さんも松本先生も、翔和ちゃんと潤奈ちゃんお世話しなくちゃならないのに…… 私達まで……」

 そして二人して、ヒシっと抱き合って……

 コラコラゆなちゃん…… に翔ちゃん迄…… オイラ思わず嘆息しちゃったじゃん


 もうすぐオイラと真希、潤子と千奈美ちゃんの所に赤ちゃんが来てくれる

 初めての出産

 って事もあって…… ちょっと不安定なのは確かなんだよね


 いよいよ…… なんだなって。二人が急にお腹を押さえてさ……

 もう心臓が止まるかと思った…… 先生に『心配ないですよ』って言われるまで、超不安で……堪らなかったんだ

 そのまま入院って事になっちゃって。オイラの父ちゃん母ちゃん。真希のご両親。潤子の両親に、千奈美さんのご両親

 皆さん勢揃いして今頃……


 未だヒシ…… と抱き合っているサクラ姫とアザミ姫に

 智「ほれ! 智様特製のコーヒー飲んで、落ち着きなさいよ」

(ヒソヒソ)ゆな「あたし達高校卒業してから、智さんコーヒーを淹れてくれる様になったけど…… お子様って言って薄いのしか……」

(ヒソヒソ)翔「もう普通に飲んでるのに。ね?」


(苦笑)(イヤイヤ聞こえてっし! 相変わらずすげぇな女の子って。何で二つの事が同時に考えられるんだろ?)

 フンだ…… そこまで言うなら……


 呆気に取られてる二人を横目に、コーヒーを下げ部屋を退出

 暫くしてリビングに戻ると…… 固まってるし


 まったく…… 不安げな表情で、上目遣いでオイラを見つめてきてさ

 可愛いと言うか……

 王子様達…… カズのコくんと、相葉ードくんが心配して

 そして溺愛するわけだ……






/ 249ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp