Moonstone キミはキミだよ【Kazu.N】
第101章 その頃の大人のカップルたちは…
智.潤.真希.千奈美side
松本家リビング
智「なぁもう早く! オイラきみに会いたいんだよう。な? 翔和くんも早く妹に会いたいよな」
真希「智くん女の子とは限らないじゃない? 男の子だったら…… どうするのよ?」
智「うんにゃ! オイラの勘は当たるの! 絶対女の子! で。名前の一文字に智の一字を入れるんだ! あ! 男の子でも可愛いに決まってるし! 心配しなくていいよ? 真希」
ギクッ
智くん…… ナンでそんなに勘が鋭いのよ…… 普段はボーって(ごめん!)してるくせにぃ
……そして優しいよね…… 智くん
潤「潤奈ちゃんは、弟と妹どっちがいい? パパはねきっと弟だと思ってるんだ。で、名前にさ、ママの名前の一字とって千の字入れたいんだけどどう思う?」
ひぇ~
潤に、隠し事なんて無理だったんだよぉ。もう恐ろしい勘の良さ…… けど
千奈美「もう潤たら…… なんか決まりみたいな言い方はさ…… もし女の子だったら」
潤「心配すんな! ちな。女の子でも嬉しいに決まってんだろ? 当たり前じゃん!」
潤…… 優し過ぎるでしょ……
智「おーい! 父ちゃんと同じ誕生日に生まれておいでぇ」
潤「それだけはマジ止めてくれ! 変な事言うなや! 智子!」
智「いい加減諦めろって…… マッタクうるさいですねぇ潤子は……」
潤「オイ!」
千奈美「また始まった…… でも…… 結構、智さんの誕生日でもいいかな? とか思ってんのよ。潤は」
真希「仲が良いよね? 二人…… ただのコミュニケーションだからほっとけばいいんだよね?」
千奈美「そうそう…… あたし達が無事、子供達を産んだら。今度は二宮くんと、翔ちゃんと、相葉くん、ゆなちゃんが幸せになる番だね」
真希「そうね。四人とも良く頑張ってるよね……会えない時間が愛を…… ってホントその通りだよね」
智「そうゆう、貴女達も、俺達や子供達の為にに頑張っているでしょって…… 程々に! って言いたいよね……」
潤「全くだ。けど最初は…… 特にアザミ姫がどうなる事かと思ったけど…… その辛さをバネに、かえって自分磨きとやらに一層拍車がかかって…… タク…… サクラ姫もだけど…… 危なっかしいったら無いよな?」