Moonstone キミはキミだよ【Kazu.N】
第98章 愛している.愛しています
カズセンパイ……
カズ『翔ちゃんどうした? 聞こえてる? ビックリした? 泣いているの? 分かった…… 返事しなくて良いからね。聞いてて…… 翔ちゃんらしいっちゃ翔ちゃんらしいけどさ…… 気が変わったらいつでも連絡しておいで? 待ってるから。気持ちを尊重してあげたいけどね…… 凄く辛いよね。中々の試練だけど、これを乗り越えたらもっと…… いつでも翔ちゃんの事想ってる。離れてても心は一緒だからね。愛してるよ』
私のワガママを受け止め……
深い愛情で私を包み込んでくれる
カズセンパイ…… カズセンパイと…… 話したい!
翔「カズセンパイ ……わ…… 私もカズセンパイを…… 愛しています……」
カズ「翔…… ちゃん……」
こんな時に限って…… なぜ言葉が見つからないの
二人して言葉にならなくて……
カズ『あーぁ…… 残念…… 胸いっぱいで言葉が出ないや…… 翔ちゃん、ゆなちゃんに変わってくれるかな?』
カズセンパイが…… ってゆなちゃんに携帯を渡すと
ゆな「あたしに? ……もしもし…… 変わりました」
カズ『ゆなちゃん大丈夫? ちょっと待ってね?
ゆな「二宮先輩?」
どうしたんだろう? カズセンパイ……
カズ『お待たせ! じゃあ、聞いて下さい。『ゆなちゃん大丈夫? 泣かないで…… 俺は頑張るから! 4ヶ月半長いけど。俺はまたゆなちゃんに会いたいから我慢する! ここで約束した事を破ったら二度と…… それだけは嫌だから。今度連絡する時は、また二人で歩いて行ける時が来た。っていう事だから…… 待ってて。俺は、いつでもゆなちゃんの事を想ってる。愛しています』
ゆな「まぁせんばい~……」
カズ「翔ちゃん大丈夫? 相葉さんのさ、同期の選手いい人でさ。相葉さんの録音したメッセージを俺に……」
呼ばれて会いに行くと、相葉センパイが録音したメッセージを託されたって
カズ「翔ちゃん愛している」
翔「私も愛しています」