Moonstone キミはキミだよ【Kazu.N】
第92章 みんなでオールスター戦を観戦
All
ー大野家リビングー
アナウンサー『三者三振! 先発の東京〇〇相葉! オールスター戦初回から三回を投げてランナーはエラーの一人だけ! 見事ノーヒットに抑えました!』
潤「すげぇな。相葉ード」
智「次一番から?」
潤「イヤ…… この回で出番は終わり……」
智.真希.千奈美「「「え~ナンデ~?!」」」
潤「オールスター戦は……」
ー球場ー
カズ「選ばれた人、皆が出場出来るようにピッチャーの場合、大体3回で交代なんだよ」
翔「そうなんですか?」
ゆな「もっと見たかったな…… でも、昨日のジュニアオールスターではヒット一本打たれちゃったから…… 良かった……」
ー大野家ー
潤(真希さんと、ちなはともかく…… 智子、野球のルール知らないとかさ…… ま。男だからって皆が皆、野球好きとは限らないけどさ…… それでいてそれなりに遊びでボール投げさせたらいい球投げたし、ホントわけわかんねえ奴……)
ー球場ー
カズ(サスガゆなちゃん! 相葉さんの為に一生懸命ルールを覚えて勉強したから良くご存知で! 翔ちゃんはルール知らないけど必死に応援してさ! 可愛いよね!)
ー大野家ー
真希「MVP?」
千奈美「凄いの?」
智「ナンか聞いた事あんなー?」
潤「最優秀賞! 高校ん時の球技大会バドミントンで取っただろうが! 智子!」
智「あ! そうだった! そうだった!」
潤(……)
翔和.潤奈「ふ.ふえ~ん!」
真希.千奈美「も~! 可哀想! ビックリしたねぇ?」
潤「ゴメンな潤奈ちゃん! 翔和…… お前の父ちゃん変わってんなぁ? インターハイとかでさ、絶対勝てたはずなのに…… 会場が遠いとか言って出場しねぇしさ」
智「潤子は惜しかったよな…… 地区予選準優勝…… もう少しで甲子園だったのにな?」
真希「さすが智くん…… 型破りなトコ。本当凄いよね? カッコイイ!」
千奈美「そっか…… 悔しかったね潤…… けど相葉くんが夢を叶えてくれたんだね?」