• テキストサイズ

Moonstone キミはキミだよ【Kazu.N】

第70章 野球部事件


 翔『将来の夢は何ですか?』

 ゆな『将来の夢は?』


 カズ『何て?』

 雅紀『プロ野球選手。でも、甲子園。ドラフトとかさ…… 現実…… でも叶えたいからさ。軽く…… 流れ? だけ』

 カズ『俺も。ゲームクリエイター学校の種類だけ?』

 って説明したんだよな……


 雅紀『簡単に?』

 カズ『俺らは簡単に説明したけど、二人が詳しく調べてさ……』

 雅紀『夢を一緒に……』

 カズ『その夢に向かって、彼女達も努力する? あり得る……』


 俺と相葉さん、危機感をいだいちゃって


 カズ雅紀『将来について何か思う事あるの?』

 って遠回しに

 翔.ゆな『ただの、素朴な疑問です』

 ってはぐらかされてさ……


 それ以上は、なんか…… 考えたく無いけど、将来のビジョンの中に……

 俺達が居ない場合…… 迄、考えちゃって……

 怖くて聞けないままになっちゃってんの


 釈然としない中


 7月。野球部の甲子園予選前合宿


 期末《相葉さんも赤点無し!》が終わり

 予選大会が……


 喉下過ぎれば熱さ忘れる……


 予選決勝だよ? 相葉さん…… 事実上のエースとして引っ張って来たのに……


 ゆな「まぁセンパイには来年もあります。三年生には悪いけど、まぁセンパイは自分の仕事しました……」

 雅紀「ゆなちゃん…… 悔しい!」


 泣き続ける相葉さんを、抱き締めるゆなちゃん……

 泣きたいよね? 


 野球部顧問も、学園長も学んでなかった……


 神林がショートに? 


 9回裏ワンアウトランナー無しだよ? (1ー0)勝ったら…… 甲子園


(あ、二遊間のゴロ…… ゲッツーで…… 勝っ……)


 ウソ…… なぜ? ……


 マウンドに…… 神林のエラーで、ツーアウト二塁、一塁……


 なのにピッチャー神林? 


 相葉さんのミスは一つも……

 ショートの神林とポジションをチェンジ? ……


 故障が治って無いから、名前だけのエースの奴に? 


 カキーン! 

 ライト前ヒット

 二塁、一塁ランナーもホームイン……


(2ー1)で負けた…… サヨナラ負け……


 相葉さんが投げて勝つ保証は無いけどさ…… 確率は……

















/ 249ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp