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Orange Topaz~初恋と宝石~【kazu.N】

第59章 憂鬱な果実達~苺.檸檬.杏~ 苺編


 苺side (苺編)

 出逢いは私の誕生日で11歳、カズくんは6月の誕生日で17才になる前

 恋と言うより憧れのお兄ちゃん

 その後すぐ引っ越し…… 一度切りの…… 

 それでも、心の片隅に優しい人って印象のまま…… ずっと私の心に住み続けていた人……

 雅紀『凄いね? 結婚してのんちゃんと、亜子ちゃんと、結衣ちゃんは姉妹なのは想像できるけど…… カズと、ヤマト、タケルがさ兄弟って…… ウケるぅでございます! だよね?』

 カズ『黙れ! 相葉カ!』

 雅紀『相葉カ? 本当の事言ったんですぅ』

 その瞬間のカズくん、ヤマトにぃ、タケルにぃ、その場にいた櫻井さん、大野さんと、松本さんの顔

 一生忘れられ無い……

 その後何回も、私と、亜子と結衣は、思い出しては、笑っちゃって…… ゴメンね

 私達3人はいつも一緒で、幼馴染みであり姉妹。って感覚があったけど…… 当然の事とながら7人には7人の歴史があって

 その中でも、カズくんと相葉さんの間には特別な何かが…… 上手く説明出来ないけど

 カズくんの、愛のある毒舌を聞くにつけ、私との出逢いの時の年齢差…… のままの対応がそのまま今に……

 カズくんからみたら私、妹? に見えてるんじゃないかって

 私が大好きなアイドルの彼を見てる時は、ソファに並んで座り、脇腹とかを擽りちょっかい掛けて来て……

 気を許してくれているの? って思ったり

 私の思いは大きくなるばかりなんだよ

 カズくん……


















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