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Orange Topaz~初恋と宝石~【kazu.N】

第5章 親友~苺~


 亜子「のん本当に何かあった?」

 亜子が空気を変えようと思って聞いてくれたんだろうけど……私の微妙な表情に二人は驚いた様で、私も漠然と襲われた不安に押し潰されそうで怖くてでも聞いて欲しくて

 のん「きっと、二人がいつも以上に言って来たって事は、そういう事なんだよ。もう無茶したら駄目って事なんだよ……」

 亜子.結衣『そんな……』

 二人は呆然と呟くと結衣は私の背中を擦り続けてくれ、亜子は向かいの席から私の隣りに来て座ると私の左手を握ってくれた

 あぁせっかくのディナーだったのに、二人に悪い事したな。不安なのに、なんだか冷静にそんな事を考えている自分もいて……

 心が虚無感で一杯になった



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