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Orange Topaz~初恋と宝石~【kazu.N】

第75章 貴女を失ったら俺は生きていけない~K~.ヤマト.タケル


 のんちゃん? 

 あちゃー! 余りのショックにヤマトとタケルが固まってんじゃん! 

 亜子.結衣「「ヤマトさん! タケルさん! 大丈夫?」」

 ヤマト.タケル「「あ? あぁ大丈夫……のん(ちゃん)どういう事?」」

 のん「初めはどこまで過保護なの? って憤ってたの……けど、私がお兄ぃ達の立場だったら……同じ事言ったりしたんじゃないかな? って……『自分はどうなってもいいからカズくんに子供を……って言いながら……本当はカズくんとずっと一緒に居たい、子供も欲しい……そんな感情と戦ってる人間だ』って言ったら」

 泣きたくなる様な感情に襲われて……そしたらカズくんが

 カズ「俺も同じだって言ったの……俺ものんちゃんの為なら自分の命なんて……けど出来ればずっとのんちゃんと一緒に居たいから……」

 のん「ありがとうカズくん。兄ぃ達病室に入って来た時、最初に私の方を見て……私ね、念を送ったの。(兄ぃ達が行くべきところはどっち?)って。亜子と結衣の方へ行ったから……少し蟠っていた兄ぃ達への思いを『忘れよう!』って思ったの!」


 のんちゃん? ナンカ……

 雅紀「危なかったね! ヤマト! タケル! (笑)」

 潤「今度こそ! 愛想つかされるとこだったな! (笑)」

 智「いくら何でもそこまではないんじゃね? (笑)」

 翔「そうだよ! あ……でも俺だったらサヨナラかな……」

 亜子「本当に……もしあたし達の方に来なかったら……ね?」

 結衣「気持ちが離れてたかもしれませんね?」
















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