Orange Topaz~初恋と宝石~【kazu.N】
第74章 心配性なそれぞれの旦那達~苺~.檸檬.杏
ー伊藤家リビングーのんの退院祝い中
亜子「のん?どうしたの?何かあった?ほっぺ真っ赤にして?」
のん「どうして亜子も、結衣も、ヤマト兄ぃタケル兄ぃの暴走を止めてくれなかったの?」
結衣「のんちゃん…無理よ。私達がタケルさん、ヤマトさんに勝てる訳ないじゃない」
亜子「そう!無理!お父様、お母様も乗り気なのよ。反対なんて」
結衣「のんちゃん?何やさぐれてんの?カズさんと何かあった?」
(結衣?やさぐれるって…タケル兄ぃの影響?性格変わった?)
のん「何かって…あった!聞いて!」
女3人ソファーに掛けて話をしてた
カズくん達、気象系王子様'
ヤマトにぃタケルにぃ達、八百津系王子様'sは
7人でワチャワチャ
パパとママは二人で楽しそうに…
亜子「のん?何が恥ずかしいの?羨ましいよねぇ?結衣?何ワガママ言ってんのよ!」
結衣「ね?亜子。のんちゃんカズさんに思われて羨ましい。あ!自慢したかっただけ?」
亜子「ヤマトさんが、カズさんが、のんの『可愛い所は…』って凄い、自慢してくるって」
結衣「タケルさんもよ!『のんちゃん、可愛いから一人でなんか外出させたくない!』って言ってたって…」
全くもって。カズくんの膝枕とか…
恥ずかしい行動とか(ほっぺ撫でるとか!髪を鋤く!)
亜子と結衣には分かって貰えませんでした…
(カズくん!兄にぃ達に何恥ずかしい事話してんの?)
のん「何よ…亜子!ヤマト兄ぃの影響?それより…結衣!タケル兄ぃに感化されて無い?性格悪くなった!」
結衣「ウフフ」
亜子「ね?けど、ヤマトさんやタケルさんと付き合うには強くならなきゃねぇ?」
結衣「うん。嬉しい!性格悪くなったですって!」
結衣の喜ぶポイントが分からないんだけど… 言われっぱなしじゃ悔しい!