Orange Topaz~初恋と宝石~【kazu.N】
第66章 苺ちゃんの深い苦しみ②~K~.~苺~
カズside
ー回想ーヤマトタケルと別れ帰宅中ー
カズ『マジで友達やめてーよ!』
車の中で怒りまくってた。けどこの状態で運転したら危ないから(苺ちゃんの大好きなアイドルのCDのオルゴールバージョンですが)
音楽流しながら……
カズ『苦しかったね……』
出来無いの意味…… そう考えると、のんちゃんの言葉、行動に納得して……
結婚の条件に『スープの冷めない距離』があって、のんちゃんがすぐ実家に帰れるように、実家からすぐのんちゃんの所へ来れるように……
俺の実家も近いし、3人の共有アパートも近い
幸いね、うちの会社車通勤OKだし、成るべく朝長く寝たい。という理由から前は会社の近くに住んでいたんだけど、今だって車で30分以内に会社に着くし
そんな事より、のんちゃんと結婚出来るならどんな条件でも飲んだと思う
それでも今日に限って家迄が長く、遠く感じて……
カズ『あー早く! 動けよっ!』
のんちゃんが待ってんの!
この事きちんと話してあげなくちゃ!
ヤマト.タケルがね、本当の事話す様に、檸檬ちゃん、杏ちゃん二人にも確認してもらうようお願いしたの
俺と同じように、流石の二人もブチギレたって…… 愛想つかしそうになったって……
ヤマト.タケルの話を、苺ちゃんにしてくれて…… その後のんちゃんは
受け入れてくれたんだって……
けど…… その為にのんちゃんは……