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バスケと男装少女

第27章 青峰と黒子と少女の出会い


今吉「ここ最近の試合のビデオを見してもらたわ。自分の勝利を確信しとる反面、心の何処かで負けたいと思てプレイしとるな?」

その言葉に青峰は目を見開く

今吉「あまりにも突飛した力を持ってしまった故の孤独。それが耐えられんからこそ、待っとるんやろ?自分と対等、もしくは自分より強い相手を……けど残念ながら、そんなことは他の誰も望んどらへんねん。ウチは特にな?だからこそ監督も判断を保留にした。ちゅーわけで待つのは止めて、最強でいる覚悟が出来たら入れたってもエエで?」

青峰はククッと笑う

青峰「おもしれーな、あんた。考えとくわ」

今吉と原澤は一緒に校門から出る

原澤「やっていけそうですか?彼と」

今吉「放し飼いなら何とか……矛盾だらけやけど、あの強さだけは信頼に値しますわ」

今吉はクッと悪どい顔で笑った

そしてと黒子と青峰が再会するのは、それから数ヵ月後の事だ
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