第27章 青峰と黒子と少女の出会い
「すげーな、青峰。一人で80点は取ったぞ」
「それよりもだろ。何点取れば気が済むんだよ?」
「青峰とがいたんじゃ試合にならねーな」
「天才つーか、化け物だ」
そんな誹謗中傷が聞こえてくる
『大輝気にすんな。僻むくらいなら練習しやがれってんだ。あの馬鹿共は…全く。お前らは“天才”かもしれないけどそれだけ努力したということにもなる。その努力が認められたから優勝出来たんだろ?』
俺はそう言ってポンポンと大輝の頭を撫でた
そしてタオルを渡した
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夏なり大輝は練習を休みがちになった
黄瀬「青峰っちはまたおやすみっスか!」
赤司「あぁ……今日は黒子ともな」
黄瀬「黒子っちとっちも?珍しいっスね」