第26章 ウィンターカップ〜桐皇VS誠凛〜前編
火神「無駄なわけねーだろ、バカ!皆は信じてるぜ?お前が必ず戻ってくるってな。今度はもう降りるのは無しだ。その間に俺がアイツに教えてやるよ。無駄な努力なんざねーってな」
『そうだ、テツ。また策を考えよう。お前は影だ。影だから出来ることもある』
ブザーが鳴り、黒子を抜きが入った
火神「(別に疑ってるわけじゃねぇ……けどアイツが戻って来なかったらキツいどころじゃねーな、実際。あんな小せぇ背中にもう何度も助けられて来たんだ。信じろ、だが期待はするな)」
『大我…行くぞ』
火神「おう!」
得点は24対30
第2Q残り8分39秒
火神「(アイツが戻ってきたとき、手遅れでしたじゃ話になんねー……青峰に勝てるかどうか、そんなのもう関係ねー。今度は俺がアイツを助けるんだ)」
『(助けてやる!絶対負けねぇ!)』
試合が始まり、ボールは伊月が持っている
ボールは火神に渡り、ブロックは青峰
火神はふと木吉にパスを出した
木吉は伊月にパスを出すかと思いきや、それはフェイク
木吉は自分でゴールを決めた