第26章 ウィンターカップ〜桐皇VS誠凛〜前編
これだけでもう、他の選手じゃそうそう止められない
けど、それは精々消えたように見えるドライブ
だけどある条件を満たした時、バニシングドライブは完成する
それが大我
大我のコートでの存在感は郡を抜いてる
本来最も存在感があるのはボール
だからテツはボールを持った状態で視線を誘導することは出来ない
だけど成長した大我に対してなら、一瞬だけ視線を誘導することが出来る
それが消えるドライブの正体
言い替えれば、バニシングドライブは抜こうとする相手の視界に、大我が居る時にしか使えない
ということになる