第21章 誠凛VS秀徳
木村「おうよ!」
木村さんはフックシュートで点を入れた
宮地「いや、ダンクとかしろよ!豪快に!」
木村「うっせーな!誰でも彼でも出来る訳じゃねーんだよ!」
ごもっともな言葉に俺は笑ってしまった
雨はいつの間にか止み、晴天だ
ボールは真太郎へ渡り、大我が跳ぼうとするが跳べなかった
『大我!』
リコ「火神君!」
木吉「火神!」
鉄平が視線を少し逸らしたうちに、真太郎はモーションへ入る
『ちっ!させっか!』
が、俺の手を掠めて点が入った
得点は68対76
第3Q残り1分
大我の足はピクピクと痙攣している
緑間「どうやら、限界のようだな」
火神「んだと?」