第21章 誠凛VS秀徳
高尾「悪ぃけど、今回はアイツお前に構うゆとりは無いぜ。前回と違ってアイツは火神を完全にライバルとして認めている。そんでそれは俺も先輩達も一緒だ」
黒子「嬉しいです。けど、だったら尚更負けません」
思った通り油断なんて微塵もない
仮に秀徳の前傾が前回と同じなら、勝つための必須条件は、やはり真太郎の攻略
そして真太郎の長距離3ポイントには、十中八九段数に限界がある
あれだけの距離をまず届かせるだけでも全身の力を乗せる必要がある
『それに前の試合、打つためにほんの少しずつだけど、タメが長くなってる』
リコ「全てじゃなくても、そこまで抑えることが出来れば、成功率は一気に落ちるはずよ」