第19章 少女のとある1日
バキバキと体を鳴らしてるとテツがやっと電話に出た
黒子《さん…遅いです》
『悪ぃ、悪ぃ!今向かってるからもうすぐ着く』
少し拗ねてるテツの声に笑いが込み上げる
相変わらず可愛いな
“キセキの世代”全員ある意味可愛いんだけどな
『何か奢るからさ!機嫌直してくれよ、な?』
黒子《じゃあ…バニラシェイクを》
テツと言ったらバニラシェイク…鉄板だよな
『おー、待たせた分大我にも聞いておいてくれ』
体の痛みから解放される頃に、やっとストバスのコートが見えてきた
『もう着くから電話切るな』
黒子《分かりました。火神君はハンバーガーが良いらしいです》
……俺金足りるかな…