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バスケと男装少女

第18章 ストリートバスケは大波乱!


紫原「お陰でやる気が出ちゃったな~」

ヒュウッと鉄平と敦の間に風が吹く

紫原「忘れたままの方が良かったかもよ?」

んー…確かに…忘れたままの方が良かったかもしれねぇな

敦がボールを拾い上げると

氷室「アツシ、悪いが出番はもう少し待ってくれ」

手を上げた辰也にボールをパスする

氷室「即席チームだから役割をはっきり決めよう。アツシはディフェンス、オフェンスは俺が点を取ろう」

紫原「うん、よろしく~」

そういった辰也に敦は興味なさげに手を振った

そして同じチームの人に驚かれる

「え!?アイツ攻めねーの!?」

氷室「あぁ、大丈夫。アレがアツシのスタイルだから」

説明していた辰也の前にキュッと大我が立ちはだかった
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