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バスケと男装少女

第17章 決勝リーグ準々決勝〜海常VS桐皇〜


あー…いたいた

火神「あんな試合見せられて、頭に血が上ったんじゃねーと思ってよ?」

黒子「つい、熱くなりました」

火神「お前で熱くなんなら俺は沸騰しそうだぜ」

テツはボールを拾いに走る

黒子「彼らのプレイには人をそうさせる力があります、昔から」

火神「なぁ……“キセキの世代”の残りの連中ってどんな奴らだ?」

残り……か

黒子「僕が知ってるのはあくまでも中学時代の彼らでしか知りません……。黄瀬君や緑間君や青峰君が格段の進化を遂げたように残りの二人も成長しているはずです……。紫原君も赤司君も……今現在の彼らがどうなっているのか僕にも想像がつきません」

大我は走り出し、テツに手を上げる
意味に気づいたテツはパスを出す

そしてそのままダンクを決めた

『大我、テツ』

火神「?」

黒子「さん」

『勝手にどっか行くの止めてくれねぇか?俺が監督に探すように命令されるんだよ』

俺がそう言うと2人は謝ってきた
そんな2人を見て思う
諦めんなと…
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