第17章 決勝リーグ準々決勝〜海常VS桐皇〜
止まらない……大輝全開
大輝に憧れてバスケを始めた涼太
絶対に真似が出来ないって泣いてたっけ
けど……もう気づいてるはずだ
憧れてしまえば越えられないことに
涼太はポテンシャルは何ら遜色ない
天才なんて言葉で片付けたくないけどそれでも思う
そして涼太は勝ちたいと願いつつ、心のそこでは負けてほしくないと思うから
だから勝てない
けど涼太は多分だけど憧れるのを今止めた……
『涼太はパーフェクトコピーをしようとしてる』
日向「え、何だそれ」
『大輝のスタイルをそのまま完全模写することです。涼太のコピーは出来ることをやっているだけで出来ないことは出来ない。簡単に言えば飲み込みが以上に速いんです。MBA選手のコピーとか自分の能力以上の事は再現は出来ない。でも逆に言えば、それでもやろうとしてることは出来ると信じたって事だ』