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バスケと男装少女

第14章 決勝リーグ


大輝のバスケはセオリーなんて通じない

火神「つくづく“キセキの世代”って奴はふざけた奴ばっかりだ!」

大輝はボールをバウンドさせ走る
大我も付いていくが

大輝はゴールと全然違う方へ跳んだ
抜けてないけど多分打つ

ザンッとゴールに入るボール
あれはジャンプシュートじゃなくフックシュート

バスケットに限らずどんなスポーツでも、その歴史の中で洗礼されてきた基本の動きがあり、理想のフォームがある
洗礼され無駄がなくなったからこそ、選択肢は限られ、逆に予測も成り立つ
そこにオフェンス、ディフェンスの駆け引きが生まれる

それが試合(ゲーム)

だけど大輝はドリブルもシュートも型はない
無限……だからディフェンス不可能
アンストッパダブルスコアラー
それが“キセキの世代”エース青峰 大輝
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