第12章 インターハイ予選〜秀徳戦〜
火神「…」
俺はすんでのところで大我の拳を受け止めた
『大我…"勝利"ってなんだよ?試合終了したときに相手より多く点を取ったとしても、嬉しくないとそれは"勝利"じゃねぇよな?』
ギリギリと大我の拳を握り睨む
小金井「そうそう、何も別に負けたい訳じゃないって」
伊月「ただ一人で気張ることはねーって事だよ」
日向「なんか異論あるか?」
火神「異論とか……別に……いや、悪かった。勝ったとき嬉しい方がいいに決まってる」
パッと手を離してやる
まったく、世話がやける…
日向「と黒子のお陰で火神の頭が冷えたのはいいけど、ピンチは変わってねーけど、どうする?」