第12章 インターハイ予選〜秀徳戦〜
『そういえば雨の中言ってたな。海常との戦いで誠凛は確かに勝った。けどそれはテツと俺がいたからだって……。大我一人じゃ勝てなかったって…。それでも試合に勝てるなら良いって。けどもしテツや俺がいなかったら?もしこの先俺が居なくて、テツのバスケ通用しないときが来たら負けるのかって……。』
その続きは大我は言わなかったけど……多分負けるのは真っ平と思ってるはず
和成は大我のスクリーンについた
けど大我は素早く走り真太郎に追い付き、指先にボールが触れた
あの軌道は……!
水戸部先輩がリバウンドを取ろうとして、東京屈指の大型センター大坪さんに止められた