第11章 インターハイ予選〜正邦戦〜
日向「(お陰で対応できるようになったのは後半になってからだけどな
実際癖って言うほどあからさまじゃねーし)」
伊月「……癖に苦戦」
誠凛を選んで良かったと俺は微笑む
日向「一本!」
日向先輩の掛け声に水戸部先輩がフックシュートでゴールを決める
火神「これが……先輩の意地」
テツは綺麗にボールを方向転換して渡していく
火神「すげぇ」
リコ「何今ごろ言ってんのよ、いつもこんなもんよ?(でも君はどんなプレーを見せてくれるのかしら?)」
するとパスが綺麗に回り俺に回ってきた
『いいパスだ!テツ!』
俺はすぐに3Pを決める
70対69
逆転!
でもまだ、残り30秒
日向「ここは絶対取られるわけには行かねーぞ!」
意気込みしていたがダンッとダンクを決められた
「王者を舐めるなよ!貴様らごときが勝つのは10年早い!」
リコ「なっ!?」
火神「あっ!?」
リコ「っ!オールコートマンツーマン!?守るどころかもう1ゴール取るつもり!?」
伊月先輩がボールを抜かそうと頑張るが正邦はさせてくれない
『この土壇場でこのマジっぷりは…スゲーじゃん!』
リコ「流石は正邦」