第36章 最終章
それから数年──…
は忙しい毎日を送っていた
『仕事終わんねぇー!』
そう“家現当主”としての才能も開花したの元にはアホみたいに仕事が舞い込む
『…はぁ…』
スーツを着たり、着流しを着たり、その場のTPOに合わせて仕事している
今はスーツだ
そこにプライベート用の電話が鳴る
しかし、仕事に追われてるはケータイもディスプレイも確認せずに取った
『はい、もしもし』
?《お久しぶりです。さん》
その声には驚く
『てっテツか?』
黒子《はい、黒子 テツヤです》
『ちょっちょっと待て…!あー!』
は仕事用では無いケータイを取っていた事に今更気付いた