第34章 少年と少女の過去~帝光中での出来事~
日向「よし!みんな上がるぞ!ご馳走になったな、火神」
火神「いや、別にいいっすよ」
大我は口々に同じ言葉をリピートする先輩達を見送った
黒子「火神君…僕は今日まだ話していないことがありました」
火神「は?まだなんかあんのか?」
それは卒業式の日のことだった
赤司「何か答えは出たかい?」
黒子「まだ見つかりません。でも僕はもう逃げない!それだけは決めました」
大我はそれを黙って聞いていた
火神「なんでそれをみんながいる時に話さなかったんだよ?」
黒子「話しそびれたんですが…でももう良いんです。答えはもう出ています」
そう言うとテツは笑った
それを見た大我も一瞬驚いたが笑った
黒子「だから後は僕等のバスケを全てぶつけるだけです!」
火神「スカッとバスケしようぜ!そんで勝つぞ!最終決戦!」