第34章 少年と少女の過去~帝光中での出来事~
緑間「俺達がより実力をつけるのではダメなのか?」
赤司「戦力的には今でも問題ない…だが、全てが正攻法過ぎる。欲しいのは変化…例えば試合の流れを変えたい時に重宝する“6人目”。そんな選手だ…そしてが“7人目”だ」
その言葉に緑間は首を傾げる
緑間「アイツが“7人目”?」
赤司「あぁ、流れを変えたい時に重宝する“6人目”そしてその流れを確実とする“7人目”」
緑間はなるほどと頷く
緑間「確かには俺達でも手が付けられない」
赤司「そう、だから“6人目”と“7人目”が揃えば確実だ」
緑間「だが、“6人目”をどう見つけるつもりだ?」
赤司「…それはきっと“7人目”が見つけてくるよ」
その言葉に緑間は目を開く