第33章 誠凛高校VS海常高校

黄瀬「参ったな…いい意味所か最高に燃えるんですけど、そういうの！」

ニッと笑った黄瀬を最後にピーっとホイッスルが鳴り響いた

審判「それではこれより海常高校VS誠凛高校の試合を始めます！礼！」

選手「よろしくお願いします！」

審判が高くボールを上へ上げた
ボールを取ったのは誠凛

日向「伊月！」

伊月はバウンドしながらコートを走る
そしてふと、とリコの言葉を思い出す

リコ「今日の試合、おそらく今までと全く違う展開になるわ！」

『一言で言えばウチが先攻して逃げ切る展開だ！』

その言葉に、火神は息を呑む

リコ「と言うより勝つためにはそうしなければいけないのよ」

『涼太のパーフェクトコピー…アレはあまりに強力過ぎる。ハッキリ言うと今の俺達に止める事はほぼ不可能と考えた方がいい』

リコ「時間制限がある以上使ってくるとしたらほぼ終盤。それまでに何としても相手が挽回不可能な点差をつけなければならない」

とリコは視線を鋭くした

『｢つまり、先手必勝！開始から攻めまくれ！｣』