第30章 ウィンターカップ〜陽泉VS誠凛〜
ゴールからギリギリと嫌な音が響く
紫原「そもそもバスケ何て欠陥競技じゃん。ゴールは3メートルも宙にある。その時点でフェアなんて言葉は無いんだよ。結局デカい奴が勝つように出来てる、それがそのクソスポーツの根本だろ!こんなもんの何が楽しいの?」
ガタンッ!と繋ぎの部分が折れてゴールが落ちた
俺は呆然としてる大我を引っ張った
リコ「君!火神君」
『っぶねー…』
紫原「どんな理想も俺に取っちゃただのゴミだ!」
ゴールが壊れた事に会場はシーンっと静まり返った
『これは…俺も想定外』
黒子「…!」
日向「冗談キツいぜ」
氷室「流石にこれは…こっちも驚いたな…」
壊れたゴールを見て辰也が呟いた
福井「正直…今日ほど味方で良かったと思ったことはねーぜ」