第30章 ウィンターカップ〜陽泉VS誠凛〜
紫原「木吉ー…!」
けど俺はどこか不安が過ぎり…素直に喜ぶことが出来ねぇ
そして…コートから位置に戻ろうと走ってきた鉄平は…倒れた
慌てて俺とテツで鉄平の体を支える
黒子「先輩!」
日向「木吉!」
火神「木吉先輩!」
ピーッとホイッスルが鳴り響いた
審判「レフリータイム!」
凄い汗と疲労
木吉「すまん、黒子、…躓いて派手に転んじまっただけだ。心配するな」
そう言って起き上がった鉄平
リコ「鉄平、あなた本当に…!」
『鉄平…やんのか?』
木吉「あぁ…大丈夫だ。やらせてくれ、頼む」
37対30
第3Q残り6分50秒
木吉「やっとこのまで追い上げて来たんだ。今の流れを途切れさせたくない!まだまだやれるさ。勝とうぜ、皆で!」
俺と監督は小さく頷いた