第30章 ウィンターカップ〜陽泉VS誠凛〜
氷室「そんな話したっけ?」
紫原「ストバスの帰り。誤魔化せてないよ?」
それに氷室はフッと笑う
氷室「そうだよ。俺はタイガと兄弟であることを辞めたいんだ」
射るような視線で真っ直ぐに前を見つめながら氷室は言った
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青峰「相当やんぞ、あの12番…」
桃井「え?(彼に対しては今大会が初出場でデータはほとんどない。けど、大ちゃんが一目で警戒するほどなの?)」
氷室と火神は睨みあっていたが氷室はシュートの構えに入る
火神「!(シュート!)」
大我は跳んだが氷室は跳んでなくフェイクだ
火神「(フェイク!?)」
青峰「(途中まで動きも気迫も完全にシュートにしか見えなかった。あんな完璧なフェイクは初めて見たぜ)」