第2章 メモリアルアルバム
俊哉「あっ、これは初めて旅行に行った時のだ」
旅先のとある店先に飾ってあった鈴。
その鈴の音を聞きながら、ちゃんはいつもより楽しそうに笑ってた。
俊哉「これはプロポーズした時のだ。あの時はコンサートより緊張したんだよなぁ………(汗)」
いつもは恥ずかしくてちゃんと自分の想いを言えない俺が、最大限の勇気を振り絞った日。
雪が降ってきて、ちゃんの凍えた体を温めようと抱き締めた。
いつも以上にちゃんの温もりが伝わってきて、2人の距離が更に近づいたようだった。
2人だけの想い出が1秒ずつ増える程に、どんどんちゃんを好きになっていった。