第1章 もう1人の私
「はいとりあえずお金前払いで」
私は五十嵐紫苑。
夜は売春をしてる。
って言っても親の借金を返す為ずっとヤらされてたから今更抵抗も何も無い。
年齢を重ねるうちに安くなる自分の体。
たまに今身体を重ねてるけどこういう同じ歳もたまに来る
あ、私は高校一年生だし、未成年だからホントはこういうのやっては行けないんだけど…理由が理由だから仕方ないし。案外老けて見られる。
まぁ、これは夜の私なだけでホントの私はこんなビッチではないそう思いたい。
しかも相手も早く童貞捨てたいからとか…
まぁ、猿顔だしねしょうがないよね。
そう思ってたら行為中でもふふって笑えてしまった。
愛がないからなのか体が慣れたからなのか
何をされても何をやられても反応しなくなってしまった私の体。
裏で付いた名前はお人形。
笑いもせず無表情だからって付いた名前。
あ、そう言えば私明日転校だった。
青春学園って良いのかな。
もしこの暗闇から救ってくれる人居たらどれだけ嬉しいんだろう。
そう思いながら相手が果てるのを待っていた。