第1章 「取り戻し」
~カルツ~
俺とジンは、朝から開いている。
ちょっとした、レストランに入った。
俺は、ご飯を口に入れた時………ジンが………。
「お前……何かあったのか?」
「ん?」
心配そうに言った。
「いつもより……元気がないみたいだったから………。」
「…………。」
俺は、完全に黙ってしまった。
確かに………今日いつもより元気がない。
………あの夢を見たせいだ。
「夢を見たんだ。……最悪な夢を………な………。」
ジンは、2、3秒黙って………。
「………そうか……。」
夢の内容まで、聞いてこなかった。
………俺にとっては、助かる。
俺は、再び食べ始めた。