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双子の心

第1章 「取り戻し」


そう言って、ランは歩き始めた。


俺は、軽くランに睨み付けた。




その後、ミラドの部屋に入った。




まだ………寝ていた。


起きる様子は、ない…。



俺は、ミラドの頭を撫でた。





「大丈夫だ。何があっても、俺が守ってやる。だから…………だから……………。俺の願いを聞いてくれ……………。…………笑ってくれ…………ミラド。」


俺は、眠っているミラドに言った。


本人は、聞こえていないと思っていた。


………だけど…………いつか必ずこの願いが届くと信じている。



俺は、ミラドの部屋を出た。
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