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私の本丸

第20章 旅人




?「アタシは次郎太刀。もう、アンタが美人だなんて言うからびっくりして訂正し忘れたじゃないのさぁ。アタシは正真正銘、男。刀剣男士だよ」

?「私は太郎太刀と申します。此方に居る次郎太刀の兄、両振り共に大太刀です」


………へ?
男ぉぉぉおおお!?
しかも刀剣男士だなんて…どうして刀剣男士って皆美し過ぎるんだろうか…尊い。


燭台切「二人は別の本丸から旅をしていたらしいんだ。でも、旅をしている間に政府によって審神者が退かされたらしくてね」

次郎「本当にもう次郎さん困っちゃ~う。戻ったらやっと酒が飲めると思ったのにさ?戻ってみたら、もう別の審神者が別のアタシらと居るんだもうねぇ」

太郎「私達の存在は政府に通達が行っていなかったのか、私達以外の元より居た男士達はその審神者様の元で暮らしておりました。ですので私と、この次郎太刀は新たなる主を探し旅をしていたんです」


旅をしていた上に、次は主探しの旅だなんて…。
大変だなぁ…。
っていうか…!


主「えっと…じゃあ、二人は此処に住んでくれるって事?」


果たしてこんな私の所に居たい、そんな事を思ってくれたりするんだろうか?
不安からか眉が下がり、おずおずと訊ねる。


次郎「…ぷっ。アンタ、何て顔してんのさ?全く…人の台詞とらないでおくれよ」

太郎「主様の御許しを頂けるのであれば、是非…御世話になっても宜しいでしょうか?」

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