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染井版 夢松短編〜中編集

第3章 ギークと幽霊夢主の話


急いで学校に向かうと……

カーラ「見つけた……」

間違いない、あの顔はなまえだ。

彼女はいつも通りだったがなんだか周りの様子がおかしい。

すでにいじめられてる?

カーラ「すいません、ちょっといいですか?」

「はい?え、どちらさま?」

カーラ「あ、えっと……留学生…です」

すぐにおもいついたうそでごまかしたが、大丈夫だったか?

「ああ、なるほどね」

あれ、意外と大丈夫そう?

カーラ「あの、彼女のことなんですが……」

遠くにいるなまえのことを指さして尋ねてみた。

「彼女は王子様に逆らったから無視されてるんだよ」

そのクラスメートの話によると、なまえは転校してきてまもなく王子様に告白された。

だが断ったため彼を好きだった女子達がいじめるようになった。

しかも女子だけでなく、王子様は町の議員の息子らしく彼の思うままにならなければ社会的にも殺されるらしいからクラスメート全員も無視して、先生なども目をつむるようになったという。
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