第6章 先生のお家 R18
ぐちゅん。指が恥部に触れた瞬間、ねっとりとした水を含んだ音が指先から溢れた。
「すっげー濡れてる。襲われるの好きなのか?言えよ。いくらでもやってやるから」
耳もとで囁かれた言葉を、すぐに否定したいのに、わたしの漏れる声は、どうしても喘ぎ声に変わる。
「はっ…ああ………ぁあん…」
自分の指では味わえない深い感触に、わたしの身体は淫乱に動いた。
ぐにゅん。ぐちゅぐちゅ。
いやらしい音が、指を動かすたびに奏でる。
襲われるのが好きじゃない。でも、身体は先生に弄ばれて喜んでいる。
太くて長い中指を曲げたり伸ばしたり、優しく中を弄る先生は、たいそう楽しそうで。紅潮して、ビクンビクン身体がとび跳ねる。わたしの頬を嬉しそうに撫でた。
「ふ、感じるお前、すっごくかわいいな。もっと見せろよ。夜は長いからな」
間近で先生の瞳が重なる。指を早めると、絶頂が押し寄せて、ぎゅっと足先に力が入って快感が駆け上がる。
「ぁぁ……先生、イッちゃう……っ!」
ビクンと身体が跳ねあがる。イクとき、先生は甘いトロけるようなキスをくれて、わたしはそのまま身体を小刻みに震わせた。
「も、もう、田中先生……いじわる」
はあ……熱い息があがる。先生の長い中指には、粘り気のある体液が絡みついていた。
「気持ち良かっただろ?」
パジャマを次々と脱がしていく先生は悪い顔で笑う。
「はい……すごく……せんせ、ください……」
キスを求めた。
ほしくてほしくて息が荒くなる。
「ふ、まあ俺が限界だからな」
はあはあ…息が熱くて荒いまま、先生を見ていた。足を開いたわたしは淫乱みたい。
服を脱いだ先生の肌は小さなオレンジに灯りに照らされる。裸になった先生のそびえ立つ凶暴さに目を逸らした。
「すっげー興奮してる」
と、ゴムをつけた先生は、
熱く硬いモノを入り口に触れさせた。
ぐちゅぐちゅと、水を含んだ音に合わせて膣壁を広げて入ってくる。
「あ、…ん…おっきい先生…今日…」
前回初めて挿れられたときより、圧迫感が強くて押される。根元までみっちり入ると、お互いに息を吐いた。
「っ…先生…気持ち良い…?」
「ああ……たまらねーな」
ぎゅっと身体を抱きしめると、子宮が締めつける。密着させた状態でキスを交わすのがいちばん好き。とろりとトロけた。