第3章 保健室の誘惑
葵「教えて何になる?」
恋「え?」
葵「俺に助けを求めるのか?それはお前の親友でも出来る筈だ正確に言うと俺は生徒には全く名も知られていないし頭だけ良いから生徒会長もやっている。先生の信頼が熱いのは親や頭脳であってその人物ではない。そんな奴に助けを求めて何になる」
恋「葵は自分が嫌いなんだね」
葵「は?」
恋「誰もが憧れるのが生徒会。頭が良くて顔も良くて性格も良くて私達一般市民には程遠い世界なのに…」
葵「恋華は何も分かっていない」
恋「何も分かって無いのはそっちよ!もう知らない」
私は安全な保健室を出た。