第25章 恋華が知らない事実
葵「はっきり言って恋華には家から出て欲しくないからな。命狙われてるし」
恋華「え?でも、直接来たのは今回が初めてだよ。」
葵「俺が色々やってるだけだ」
恋華「そうなの!?葵が死んじゃったらどうすんのよ!?」
葵「俺は恋華が殺される方が嫌だけどな」
恋華「それを言われたら……何も言えないよ」
葵「俺が恋華を守るって出会った頃に言っただろ。」
恋華「そう…だったね。」
葵「俺は殺されねえよ。」
恋華「葵がそう言ったら本当に殺されないような気がしてきた。」
葵「だから大丈夫だって」
恋華「うん!あ、そう言えば、誰がボスとか目星付いてんの?」
葵「うーん、まぁ」
恋華「だれ?」
葵「……………衣麻が居た孤児院の寮母」
恋華「はぁ!?何で寮母が」
葵「まぁ、恋華の父を慕うやつなんだろうな。」
恋華「?」