第24章 新しい幕開け
恋華「相談ってなに」
衣麻「あ……あのね…私……リヴァイが好きなの」
!?
こういうのもあるのね
衣麻「本当は、私達、双子じゃないの」
恋華「えっ?」
衣麻「私は養子でね。だから、1人だけ衣麻って言う名前なんだけど、それをリブァイは知らないの。誕生日も一緒なのはたまたま、時間も本当にたまたま。ただ、ローレンが私を拾ったの。私が1歳になる前に。だからリブァイには私が本当の兄弟じゃないって、知らないの。
いくらお姉ちゃんでも引くよね?お兄ちゃんが好きだなんて」
恋華「そんなことない!私は従兄弟の葵が好きよ。今も付き合ってるし。家族公認だし。でもま、衣麻は言わない方がいいね」
衣麻「お姉ちゃんどうしよう。私最近ずっとリブァイのことばかり見てる。」
恋華「本当に好きなんだね。じゃあ告白してみれば?」
衣麻「え!?無理無理!!だって双子だよ!?今の関係壊したくないよ…」
恋華「そうは言っても、好きなんでしょ?」
衣麻「そうだけど…」
恋華「もうすぐチャイム鳴るから戻るけど、また何かあったら連絡して?はいこれ。」
衣麻「う…うん!お姉ちゃん!ありがとう!」
恋華「どういたしまして」