第52章 特別編
大野の活動休止期間になってから
大野は 子どもたちと向き合っていた。
翔「あれ?智くん 何をしてるの?」
智「何って 今日は 霊夢と舞人の誕生日だから
ケーキを作ってるんだよ。ケーキ食べられるように
なったからね。」
翔「そうだったね。」
櫻井は 後ろから 大野を抱きしめる。
大野の匂いを嗅ぐながら
智「ちょっと!匂いを嗅がないでよ。」
翔「えー いいじゃん。どうせ
今日の夜から居ねぇし」
智「あー パラリンピックの開会式だっけ?」
翔「うん。あれ?パインナップル?」
智「フルーツの缶詰めとクリームだからね。
翔くんは 双子たちに誕生日プレゼントを買ってきて どっかに隠してるんでしょ?」
翔「うん!霊夢には うさぎのぬいぐるみで
舞人には バスケットボールを!」
智「ちょっと!待って!?舞人は 3歳だよ!?」
翔「えー、赤ちゃんの時から バスケットボールと遊んでる子もいるよ?舞人には
高校で全国制覇してもらいたいからね!」
和也「舞人くんに 母譲りのスポーツ万能受け継いでほしいですね。」
翔「ニノ いたんだ‥」
和也「そりゃ いますよ。休みですからね。」