第25章 救出
大野side
翔「あなたは 妻を庇ってくれた…。」
都「……。」
翔「何よりも あなたは 危険を侵してまで
俺たちに 居場所を教えてくれた…。」
翔くんったら…妻って…//
都「だって 男性が研究材料になるのは
嫌ですから…。それに…。
大野さんを助けようとしたのは
大野さんの子供の為ですから。」
彼女の笑顔は 優しそうな感じだった。
翔「けど…あなたは 偉い人だ。」
都「……。」
翔「あなたは あの男のこと
好きなんだな。」
都「やはり 分かってしまいましたか。
はい。好きです。
だから あの人を止めたかった…。」