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極甘*赤司*高尾*黄瀬 【黒バス】 【短編集】

第12章 声@高尾@


***

「まさかあそこで打てって言われるとは思わなかったよ。」


「聞こえてたの!?」


帰り道で急に和成が言った

私の声が聞こえてたらしい



「どこにいるかわかってんだし、
大体わかるよ。


ま、俺はどんなに人がいたって聞き分けられる自信があるね。」


覗き込むようにして言う



和成のシュートは放物線を描き、
綺麗にゴールに吸い込まれた


あの時のかっこよさはヤバい
もうずっと繰り返しリプレイされる



「…ありがと。
カッコ良かったよ。」


言い終わる少し前、
額に君の熱を感じた
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