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極甘*赤司*高尾*黄瀬 【黒バス】 【短編集】

第32章 たぶん無理@高尾@


「相手の目を見てハッキリと…ブツブツ」

「な~にしてんのっ。
真ちゃん。」

「なっ高尾!?
何でもないのだよ!」


今日はホワイトデー

部活終わりで紙袋を持った緑間君が何やら呟いているのを見た和君が
緑間君に飛びつく


あの焦り方は恐らくバレンタインのお返しについてだろう

学校では恥ずかしいから家を回るみたい

何を返せばいいか私に聞いてきたし


「ん~?
何かな~?どれどれ?」

「やっやめっ!」


和君もなかなか無理矢理だな~
って、1人ほのぼの見てたら

「高尾っ
お前こそ、今日は頑張るだの何だのと
言っていたのだよ!

それを秋山にバラしてもいいのか?!」

緑間君が叫んだ


和君は慌てふためきながら口の前に人差し指を当て、
シーッ、
っと繰り返していた


それから、緑間君イジリをやめた
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