第3章 計画
美結 side
「 風磨くん、
私のことそう思ってたんだね 」
私のコンプレックス
静かで、冷静で頭良さそう
とか思われて
近づきにくい人
みんなを上から見てる
みんなのことを見下してる
って思われること。
昔から、私は
そんな感情のコンプレックスを
抱えている。
でも、わかってくれた人が2人いる
1人は、
孤立してた私を、本当は騒ぐのが
好きで、楽しいことが好きだって
わかって、遊びに誘ってくれた
それから、仲良くなった
2人目は、健人くん
健人くんは、の紹介で遊んだ
その時に、
「 なんか、無理してない?
静かにしてるの、わざと?
頑張って静かにしてるみたいだよ。 」
って言われた。
私は、そのとき
心を読み取られたみたいで
涙が止まらなかった。
そしたら、
「 あっ、悪い意味じゃなくてっ、
笑ってる時は、すごい楽しそうだから
無理に静かにしなくてもいいよ
って意味でっ。 」
って必死に弁解してた。
そんな姿にたまらなくなって
自然と笑がこぼれた