第17章 ◎お騒がせボーイ-雅紀-side
あのあと、そのまま俺の家に帰って
そのままを……を……をを…///
「相葉さん、ニヤけすぎっすよ」
「え~?あ、そう?ヒャハハ…キモいな俺」
松潤にだいぶ冷たい目で見られて、
だいぶ傷ついた自分は放っておいて……
〈これにて収録終了です!
嵐のみなさん、おつかれさまでした!〉
収録が終了、終了、終了したんだ!!
「ニノ!ニノ!ねぇ!どうしよう!」
「痛い、痛い、痛いわっ!叩くなやっ!」
嬉しさのあまりニノの肩をバシバシ叩いた。
案の定ちゃんと怒られました。
「いるのだよね、が
家にいるのだよね……いるのかな!」
「いるのだよねって……いるのでしょう(笑)
知らないけどさ、いるんでしょ?
っつーか、いろって言ったわけ?」
少しの沈黙と、
ニノとの見つめあう時間があり、
「言ってない。ヒャハハ」
「もう……馬鹿なんでしょ、ねぇ」